備前焼、民工芸品、郷土玩具から、食品、銘菓、地酒まで岡山県の特産品を注文できます。
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真竹を切る、割る、削る、そして丹念に編み上げていく。勝山の地に受け継がれた手仕事の妙技が、
いかんなく発揮された伝統工芸です。本来、農作業や暮らしの道具として作られていただけに、
その実用性は折り紙付き。真竹の甘い香りが、安らぎを贈ります。
※現在当サイトでの販売はございません。
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我が国の六古窯のひとつとして、一千年の伝統を誇る備前焼。土と炎と人の技が極限まで競い、
調和することによって見事な作品が生み出されていきます。一切釉薬(うわぐすり)を用いず
表現される、素朴でありながら奥深い世界は備前焼ならではの魅力となっています。
城下町津山で発達した絣(かすり)は、丈夫なことから庶民の生地として広まりました。
手織作州絣は伝統の技術を受け継ぎ、太めの木綿糸を使用して織り上げられた素朴な織物です。
藍と白の織りなすシンプルな模様には、なつかしい温もりと新鮮な感動があります。
美作地方で古くから生産されてきたミツマタを原料とする高級和紙。金箔や銀箔を挟む「箔合紙」
として、京都や金沢の金箔工芸に欠かせない存在となっています。薄さ、強さ、手ざわりの良さなど、
こまやかな気配りと高度な技が発揮されています。
倉敷の人形師が、男児の誕生を祝って創作した虎のはりこ。その評判が近在にも広がり、
当地の縁起物として定着したものです。ユーモラスな動きと表情は、愛嬌たっぷり。
現在は、虎のほか十二支なども作られています。
俳句を詠み込んだ「歌継ぎ」といわれる雲型模様、その下に句に合わせた花鳥風月の絵柄が
「透かし」技法で配されています。江戸中期に、庭瀬藩の家臣たちの内職として作りはじめたもので、
優雅さが涼風を呼びます。
約1200年もの歴史を誇る良質の和紙です。書道用紙や巻紙など伝統様式の他に、
便せんや封筒など多彩に揃っています。特に書に適した紙として書家の間で好評を得ています。
室町時代からの伝統を持ち、気品あふれる漆黒の光沢が特長。地元産の黒色粘板岩を素材に、
原石の形を生かして仕上げられます。「金眼」「銀糸」と呼ばれる紋様があるものは、
特に逸品として珍重されています。
蒜山地方の冬、農閑期に作られる「がま細工」は、南北朝時代、湿地に自生する「がま」で
兵糧を運ぶ背負いかごを作ったのが始まりといわれています。がまは軽量で、
防水、保温性にも優れています。現在では、実用品の他にインテリアやお土産としても人気があります。
江戸時代の寛政年間(1798年頃)に児島湾干拓地を中心に起こった袴地織りが烏城紬の始まり
といわれています。今日では日常生活品として巾着、テーブルセンター、ネクタイ等が好評。
烏城というネーミングは岡山城の別名にちなんだものです。
美作地方では古くより、旧暦の3月3日に天神様(菅原道真公)をまつる男児のひな祭りの
風習があります。人形は自然の土にかえるように、泥で固めただけで焼き物にしていません。
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蒜山地方のクリを生木のままロクロで挽き、生地を作ります。終戦を境に一度生産が途絶えましたが、
近年、地元有志が復活に取り組み、600年の伝統を守っています。