江戸時代から続く織物や高級マスカットジュースなど、こだわり派の人にも喜んでいただけるような個性派ギフトをご紹介します。
烏城紬うじょうつむぎ（工芸品）
岡山城の別名「烏城」を名に冠した織物。江戸時代の寛政年間（1798年頃）に、児島湾の干拓地を中心に作られ始めた袴地織りが、その始まりと言われています。
普通の紬よりも縦糸が少なく、横糸をよっていないため、しなやかな肌ざわりが魅力。絹の優雅な光沢、江戸時代から続く縞（しま）柄の模様が特徴で、上品で落ち着いた風格を漂わせています。巾着やテーブルセンターなどがあり、目上の女性に喜ばれる逸品です。
帆布はんぷ製品
帆船の帆に使われていた帆布は、耐久性や通気性にすぐれた厚布のことで、倉敷市は国内帆布の約7割の生産量を担う一大産地です。
昔ながらの製法で織られた独特の暖かみを持つ「倉敷帆布」は、シンプルかつ丈夫で、天然綿が織り成す風合いと使うごとに増す味わいが魅力です。多彩なカラー、シンプルモダンなデザインも素敵で、定番のバッグをはじめ、小物やキッチン雑貨など、幅広く商品がそろいます。
赤米加工品
赤米とは古代米の一種で、古くから晴れの日のお祝いとして神事に用いられてきました。
『小山製粉』では赤米などの雑穀をうどんに練り込んだ「雑穀物語 美人うどん」を販売しています。
希少価値の高い赤米や穀物を使った一品は、喜ばれること間違いなしです。
ジュース
「白桃」や「マスカット・オブ・アレキサンドリア」など、岡山を代表する果物を丸ごと絞った贅沢なジュースを贈り物にいかがでしょう。
老舗果実加工メーカー『角南製造所』では、マスカット・オブ・アレキサンドリア1kgから500mlしか作れない果汁100%のジュースを販売。桃畑が広がる丘の上にある『elims』では人工香料を使わない白桃やイチジクのジュースを展開。
本物志向の大人の方も納得するスペシャルな一本を岡山から届けます。
調味料
岡山県北部に位置する奥津に、代々伝えられてきた日本古来種の「姫とうがらし」。口にすると、少し遅れてピリリとした辛さがやってくるのが特徴です。この希少価値の高い唐辛子を、調味料のギフトセットとして贈るのはいかがでしょう。
『てっちりこ』の唐辛子のドレッシングには姫とうがらしの一味を、とうがらし味噌には米麹を混ぜながらすり潰し、3年間熟成発酵させた姫とうがらしを使用。辛さの中にも甘みとまろやかさが増し、病みつきになる味わいです。姫とうがらしそのものも味わえる乾燥姫とうがらしとのセットがお勧め。